
浴室リフォームでの失敗例とその対策
浴室をリフォームした際、多くの人がしてしまう失敗や失敗しないための対策についてまとめています。
お風呂のリフォームで失敗しないよう、ここではリフォーム経験者たちの失敗例とその対策を5つご紹介します。
【原因】無理やり新しい設備や断熱設備を導入してしまったことで、元ある浴室を圧迫させてしまった
【対策】リフォームする浴室に対して相応の設備を入れるようにする
たとえば、断熱効果を高めるために壁が厚くなるケースがあります(空気層を厚くするなど)。その結果、内側に少しずつ壁が迫ることになってしまうため、温かくはなったけれど圧迫感が大きくなったと感じ、後悔することもあるようです。よくある失敗例の1つとなります。
断熱効果を高めたい気持ちは理解できますが、対策としては、その浴室の広さにあった断熱設備を選択することが大切になってきます。昨今、ベストではなくベターな選択であっても、一昔前の断熱効果よりも断然良くなっているため、欲張らず自制していくことも、ときとして大切です。
【原因】広い浴室に対しての憧れが強すぎた
【対策】浴室を広くしたときのデメリットを理解した上で決めること
広い浴室、広い浴槽は多くの人が憧れています。しかし、実は少なからずデメリットもあることを理解せずに広くしてしまい、失敗してしまうパターンです。
浴室を広くするというリフォームのデメリットは、以下の点が挙げられます。
若いうちは問題ないかもしれませんが、年齢を重ねてくると厳しい環境になってしまいます。対策は、このデメリットをよく理解した上で選択するか、それらをカバーするリフォームも合わせて検討していくことでしょう。
【原因】施工業者のミスや手抜き工事
【対策】信頼できる業者に依頼をする。アフターサービスがしっかりしている業者に依頼をする。
リフォームをした施工業者のミスや手抜き工事で、浴室に様々な不具合が生じしてしまったという例があります。あり得ないところから水漏れをしてしまったり、常に異音が聴こえるなどの不具合です。
対策は、何よりも依頼をする業者をきっちりと選ぶということです。大手工務店や地元でも評価が高い業者など、下調べをしてから選択をしましょう。
ただし、大手業者、評価の高い業者であっても、施工ミスはゼロではありません。となると、アフターサービスがしっかりとしているか?という点も大切になってきます。昨今、保証期間を設けてくれる業者も多いため、こういった視点で業者選びをするのも1つでしょう。
【原因】デザイン性や開放感を重視するあまり大きな窓を付けてしまった
【対策】業者としっかりと相談して問題ないか?などを熟考する。デザイン性や開放感を優先する場合は、デメリットも理解しておく。
浴室に大きな窓を付けることは開放感があって非常に気持ちが良いです。このような設計は高い人気を集めていますが、一方で無駄に大きすぎると大失敗の要因になってしまいます。
「夏場、非常に暑い」「冬場は結露がひどい」「思ったほど開放感がなかった」「掃除が大変」といった失敗談が見られます。
ちなみに「冬場の結露がひどい」という点は、カビの発生に繋がるため注意が必要です。せっかく気持ちのよいお風呂にしても、カビが発生してしまっては台無しです。水回りのため完全に防ぐことはできませんが、大きな窓が要因で大量のカビが発生という危険性もあることは理解しておきましょう。
対策は、専門家にしっかりと相談することです。どうしても大きな窓を付けたい場合は、上記のようなデメリットもしっかりと理解をして決断をすることが大切になってきます。
【原因】将来を見越したリフォームの結果、今は使いづらくなった
【対策】タイミングをよく見計らって対応をすること
浴室のバリアフリー化は、将来、身体が不自由になったときを考えてのことなど、様々な理由があるかと思います。ただ、中には将来を見越しすぎてしまい、タイミングが早すぎて失敗をしてしまったと感じる人も多くいるようです。具体的には、バリアフリー化することで手すりが邪魔になってしまったり、浴室が広くなりすぎてしまったりという点です。
また、バリアフリー化は、浴室だけリフォームすればよいという話ではありません。あくまでも、家全体をバリアフリー化してこそ意味があります。結果、少しずつバリアフリー化をしてしまうと、家がつぎはぎのような状態になってしまい、逆に家の強度を下げてしまう危険性もあるのです。
対策は、それぞれの状況に合わせてバリアフリー化のタイミングを見計らうことです。場合によっては、リフォームではなく、家全体のリノベーションのタイミングで浴室のバリアフリー化をするという方法もあるでしょう。
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