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キッチン収納リフォームの費用相場

水回りのなかでも使い勝手を左右するのが、キッチンの収納リフォームです。キッチン本体や天板、吊り戸棚、床下収納など、大きく分けて4つの収納があり、適切なスペースやパーツの追加を考える必要があります。

どのようにキッチンの収納リフォームを行うか

どのようにキッチンの収納リフォームを行うかによって、費用の相場も違ってきます。例えば、収納を扉タイプからスライド引き出しにリフォームするのであれば、20万円ほどが相場と見られています。商品にもよりますが、施工費用を10万円、廃材処分費を5万円ほどと見た内訳です。キッチンの天板を交換する場合の費用相場は、約25万円。施工費用を5万円、廃材処分費を10万円ほどと見た相場です。

床下収納を追加したい場合・・・

床下収納を追加したい場合は、約10万円の費用相場を見ておくとよいでしょう。部材のタイプにもよりますが、大体5万円以内で部材を調達することができます。施工費用と廃材処分費用は、それぞれ3万円程度が相場です。

キッチンに吊り戸棚を設置する場合

キッチンに吊り戸棚を設置する場合は、5~10万円の費用相場を見ておきましょう。ただし、吊り戸棚自体の費用は別途ですから、商品にかかる料金を追加する必要があります。吊り戸棚を設置する際にはレンジフードの交換が必要になる場合もあり、解体撤去や電気配線工事の費用がかかることも考えられます。

キッチン収納リフォームのポイント!

素敵なキッチンは、収納にも確かな工夫が活かされています。キッチンの収納リフォームをするなら、使い勝手がよくなることを重視することが大切。そんなポイントを押さえておけるよう、注意点を紹介します。

道具は使用する場所の近くに収納する

調理器具は、それぞれ使用する場所が決まっています。例えば、コンロの近くで使用することが多いのは、鍋や調味料などが代表的です。同じく、調味料でも食べるときに使用するなら、食卓の近くの収納にしまっておくのが便利です。調理スペースには、計量グッズやキッチンばさみ、包丁などを収納しておくと、効率よく調理が進みます。

使いたいと思ったときに、必要な道具がそばにないと、無駄な動きが発生してしまいます。そのぶんストレスになったり、疲労が重なったりするだけでなく、調理に影響が出ることもあるでしょう。いつも使用する場所の近くに収納できていれば、道具が見つからないといった事態も起きにくいはずです。

パントリーは見渡しやすくする

食品を保存する場所として、パントリーを設置しておくと便利です。既にパントリーがある、というご家庭も多いでしょう。床下収納や奥行の深い収納に、長期間保存できる食品を奥へ奥へと詰め込んでいることもあるかもしれません。パントリーはあると便利なのですが、大切なのは一目で見渡せることです。奥に行けば行くほど、何が入っているのか、しまった本人ですらわからなくなるというのでは衛生上も困ります。

保存食品には缶詰やレトルト食品、調味料など、さまざまな種類や形態の食品があります。これらを上手に収納するのは、なかなか大変です。出し入れしやすいように、収納スペースにさらに収納ケースを設置するなどもよい対策になります。

調理しながら取り出しやすく収納する

調理をしていると、途中で瞬間的に使用したい道具があります。例えばボウルやザルなどは、水気をすくったり切ったりするのに役立ちます。瞬時に使用したいのに、遠くの位置にしまってあったり、他の道具に重ねられていたりすると不便です。キッチンの収納リフォームをする際には、扉を取り払った収納棚を設けて、ザルやボウルのような、すぐに使いたい道具をしまっておくのもよいでしょう。

レードルや片手鍋なども頻繁に使用することが多いキッチングッズの一つですから、壁面にパイプを取り付けるなどして吊りさげておくのも一案です。見た目ばかりを重視してしまいがちなキッチンの収納スペースですが、使い勝手も同じレベルで重視することが大切です。

ゴミ箱は収納スペースの一部とする

キッチンの収納リフォームを考えるときには、ゴミ箱のスペースも合わせて検討しましょう。ゴミ箱スペースは、キッチンの中でもうっかり忘れてしまいがちなポイント。リフォームを終えてから、ゴミ箱を置けるスペースがなく、導線を邪魔してしまうことも少なくありません。

せっかく美しい水回りリフォームができたのに、ゴミ箱が美観を損ねてしまうのは残念です。ゴミ箱スペースを収納の一部にできるような工夫も、検討してみましょう。

便利な位置に収納スペースを設ける

収納スペースは、キッチン内の上下に空間があるぶんだけ設置されがちです。踏み台に乗らなければ手が届かないような場所に収納棚があることも珍しくありません。逆に、腰をかがめないと取り出せないスペースに収納があるのも、頻繁に出し入れする物をしまうには不便です。

こうした問題を改善するために、高い位置にある吊り戸棚を、電動にしてみるのも一つのアイディア。手が届いたら、すぐに下に引き下ろせるような手動の棚があってもよいでしょう。腰より低い位置にある収納棚も、扉を開けたらヒョイと引き上げられるような工夫もおすすめ。高い場所でも低い場所でも、自由自在に扱える収納スペースを作ると、使い勝手のよいキッチンに生まれ変わります。

扉の選び方を工夫する

キッチンの収納で使い勝手を左右するポイントに、扉の選び方があります。ありがちな失敗例が、観音開きの扉を選んでしまうこと。通路をふさいでしまったり、調理中にうまく開閉できなかったりということもあり、使い勝手がよいとはいえません。片手で開け閉めできる折れ戸も便利ですが、頻繁に開閉しているうちにネジがゆるんでしまうこともあります。

その点、扉を引き戸にしてみると、調理中は開けっ放しにして使用するのにも便利。ほかの扉では、開けっ放しにして使うわけにはいきません。引き戸なら、片手での操作も楽です。中にしまうものが棚から少しくらいはみ出していても、引き戸部分との間隔を十分に取っておけば問題ありません。

丸見えになってもいい覚悟で、扉のない見せ収納を選ぶこともできますが、こまめに整理整頓をすることが前提です。また、体がぶつかったというときや地震が発生した際に、収納している物が破損しないような配慮も必要になります。

引き出しの工夫

細々としたキッチン雑貨や布巾、カトラリーなどを収納しておくために、引き出しを付けておくスペースもよく設置されています。カトラリーなど、食事のときに使用する道具は、ダイニングテーブルに引き出しを設けてしまう案もあります。ほかの物に関しては、奥の物も取り出しやすい引き出しにすることが肝心です。

小物は、放っておくと散らばりやすいのが難点。散らかったままにしておけば、使いたいときにすぐに取り出せないといったことにもなります。そこで、引き出しを引いたときに、一番手前に収納ポケットを設けてあるような収納も誕生しています。リフォーム業者に相談すれば、希望に合ったタイプの収納を提案してもらえるでしょう。

足元の収納スペースを有効活用

足元に収納スペースを設けると、あまり頻繁に使用しない物を置こうと考えがちです。しかし、足元にあっても出し入れしやすい収納にすれば、頻繁に使用する物を置いておくのに便利です。例えば、湯沸かしポットや炊飯器などは天板上に置く家庭が多いですが、見栄えのよいデザインの家電でも、常に天板上に置いてあるのはスッキリしません。掃除の邪魔になることもあり、そこだけ不衛生にもなりかねません。

足元に可動式の収納を置いて、毎日使用するキッチン家電をしまっておけば、取り出しやすく美観も損ねません。ゴミ箱も、可動式の収納に組み込んでしまえば、美しく収納できます。

まわりん

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水回りリフォームの妖精まわりんが、みなさんに代わって、工事費が安くて信頼性も高いリフォーム会社を大調査!費用の比較や口コミ評判をしっかり調べていますので参考にしてくださいね。

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