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FRP浴槽とは?

FRP浴槽は、繊維強化プラスチックを素材にした浴槽のことです。ガラス繊維と樹脂を用いて作られており、浴槽以外にもベンチやガスタンク、ヨットの船体や船底などに使われています。

FRP浴槽は、繊維強化プラスチックを素材にした浴槽のことです。ガラス繊維と樹脂を用いて作られており、浴槽以外にもベンチやガスタンク、ヨットの船体や船底などに使われています。

FRPの特徴

FRPの特徴は、代表的なものだけでも3つあります。1つは、防水性が高いこと。ユニットバスの素材としても活躍しています。2つめは、軽量で丈夫なことです。頑丈だと重量がかさむ傾向がありますが、FRPの場合は軽いうえに丈夫なのが特徴です。

3つめは、補修しやすいということ。仮に破損しても、ガラス繊維と樹脂を継ぎ足して補修が可能なので、元の素材とのなじみもよく、キレイに補修できます。この補修のことは、FRPライニングと呼ばれています。

FRPで加工された浴槽は・・・

このような特徴を持つFRPで加工された浴槽は、表面が塗装されています。FRP浴槽が劣化しているように見えても、実は塗装部分が古くなっているだけということはよくあります。この場合は、塗装のみを施せば、劣化を修繕できます。塗装の下のFRPそのものに問題が発生した場合は、FRPライニングが必要です。

ヒビ割れや穴が開いてきたら・・・

ヒビ割れや穴が開いてきた、浴槽の表面がざらざらしてきたなどのトラブルが発生したら、FRPライニングが必要なタイミングかもしれません。FRP浴槽は低価格なのが特徴ですが、修繕費も安いとは限りません。補修がしやすい浴槽の種類ですが、どのような補修が必要か、新しい浴槽と交換したほうが安く済むのではないかといった問題は、リフォーム業者とよく相談したほうがよいでしょう。

FRP浴槽のメリットとデメリット

FRP浴槽にもメリットとデメリットがあるので、双方について紹介します。理解したうえで導入を検討しましょう。

価格が手頃である

FRP浴槽は、浴槽のなかで最も一般的なタイプです。3万円ほどからでも購入できるため、気軽に浴槽交換を検討できます。素材そのものが安いうえに、大量生産されていることも多いため、安上がりで済む浴槽なのです。しかし、浴槽が安いからといって、リフォーム費用が安いとは限らないため注意しておきましょう。

※参照元:リショップナビ(https://rehome-navi.com/articles/619

バリエーションが豊富

FRP浴槽は形を細工しやすいのも特徴です。機能性の高い浴槽もいろいろ出ていおり、ジェットバスやバブルバスなどは特に人気があります。サイズのバリエーションも豊富に揃い、背もたれやひじ掛けスペースがあるなど、リラックスしながら入浴タイムを楽しめる趣向が凝らされています。

補修しやすい

基本的に毎日使用する浴槽は、汚れや劣化が生じやすいものです。10~20年程度は持つことがほとんどですが、使用方法や頻度によっては、もっと早くに寿命が来るケースもあります。ひび割れや穴などが生じたとき、補修しやすいのはFRP浴槽の大きなメリットです。FRP浴槽を新品に交換するにあたっても、低予算で済むのはメリットといえるでしょう。

オプションを付けやすい

FRP浴槽は、浴槽に穴を開けやすいのが特徴です。これにより、後付けでもオプションを付加しやすくなります。人気の入浴機能商品などを後付けして、入浴タイムをさらに充実させることも可能なのです。

汚れが目立ちやすい

デメリットとしては、汚れが目立ちやすいという問題があります。理由は、表面に塗装が施されているためです。表面塗装には汚れが付着しやすく劣化もしやすいため、色あせた感じがしてきます。使い方によっても異なりますが、汚れが付くたびに塗装を繰り返すのも不経済です。新品のうちにクリアコーティングを施してもらう方法もあるため、施工業者に相談してみましょう。

耐久性が低め

ほかの浴槽と比較すると、FRP浴槽は耐久性が少し低いといわれています。しかし、ほかの種類の浴槽でもいつかは劣化します。使い方やお手入れによっても耐久性は変わりますが、あまり粗雑に扱わないように、まめに掃除をしておくことも大切です。表面の塗装に問題があるだけの場合もあるため、気になる問題が生じたらリフォーム業者に相談してみるとよいでしょう。

FRP浴槽の価格相場

FRP浴槽は比較的、安価な浴槽です。浴槽そのものの価格相場は、3~35万円といったところ。大幅な差がありますが、これはデザインに優れたものやグレードが高いFRP浴槽も増えてきているためです。

※参照元:リショップナビ(https://rehome-navi.com/articles/619

浴槽だけでは交換が完了しません

浴槽だけでは交換が完了しませんから、FRP浴槽に交換する際の施工費用と合わせた相場を把握しておくことで、適切な価格での申し込みが可能です。浴槽の価格、施工業者の費用、浴槽の状況によっても、費用に差が出てきます。浴槽の状況はもう変更できないとしても、FRP浴槽の種類選びから施工業者の選択に関しては、いくらでも検討できます。特に、良い施工業者を探すことは重要です。

良心的な施工業者であれば・・・

良心的な施工業者であれば、妥当な費用で上質な施工を行ってくれます。浴槽交換や補修を行ったにもかかわらず、すぐに劣化してしまったなどということが起こらないよう、実績のある施工業者を探すようにしてください。

まわりん

まわりん

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