
ユニットバスのリフォームで使用する材質の選び方とは
ユニットバスのリフォームの費用を抑えたいときに選ぶべき材質の選び方のポイントを解説しているページです。
FRPはガラス繊維を含んだ繊維強化プラスチックのことをいいます。安価で防水性に優れているためユニットバスに使用される素材の中で最も一般的です。
FRPのメリットは、ユニットバスに使用される素材の中では安価なことです。そのためリフォームにあまり費用をかけられない人に向いています。
またFRPには加工がしやすいという特徴もあります。加工が容易なことからさまざまな色や形状のユニットバスが販売されており、デザインの選択肢が豊富なことも大きな魅力です。
FRPは耐久性にも優れています。ガラス繊維が含まれているため強度が高く、誤ってシャンプーボトルやシャワーヘッドを落としてしまっても破損することがほとんどありません。
FPRのデメリットは汚れが付着しやすいことです。そのため色褪せると汚れが目立ちやすくなります。汚れは時間が経つと落ちにくくなるため、頻繁に浴室を掃除して清潔に保つ必要があります。
参照元:リショップナビ(https://rehome-navi.com/articles/619)
我が家はFRP製の浴槽にして10年が経ちます。蓋が擦れて小さな傷がついていますが、10年経った今でも他の部分に傷はありません。浴槽を触ったときに冷たい感じはなく、価格も安いので気に入っています。
浴槽が経年劣化で亀裂が入ってしまった事例の補修方法になります。
ライトブルーの浴槽ですが経年劣化により底面に亀裂が入っています、、、
まずはFRPライニングで亀裂部分を補修し、パテ作業で不陸を調整していきます!
美装のために塗装をし、最後にコーキングを打設して完成です!
人工大理石は「大理石」と名がつきますが、主成分はポリエステル樹脂やアクリル樹脂です。ポリエステル樹脂は価格が低く、アクリル樹脂は機能面が優れているという特徴があります。
見た目や質感が天然の大理石に似せて作られており高級感があります。
人工大理石は大理石のような見た目や質感に作られているため、滑らかな肌触りがあります。
またFRPに比べて耐久性が高く、滑らかな表面のため傷や汚れもつきにくくなっています。掃除がしやすいため長持ちします。
人工大理石は樹脂を「型」に流し込んで作られているため、特注品のオーダーが難しいというデメリットがあります。
またなかには表面が非常に硬いタイプのものもあり、浴槽に穴を開ける「追い炊き機能の追加工事」が難しい場合があります。硬いタイプのものを選ぶときは、あらかじめ追い炊き機能が備わっているものを選択しましょう。
ポリエステル樹脂の場合5~40万円程度です。
アクリル樹脂の場合30~120万円程度と価格帯に幅があります。
参照元:リショップナビ(https://rehome-navi.com/articles/619)
4.5万増額でFRPから人大にしました。触った感じがつるつるで良かったし、傷も付きにくそうだった。
マンションの在来浴室。人造大理石の浴槽です。 劣化がはじまり表面のアクリル素材が薄くなったために、下地が透けているような状態でした。 傷も多数散見しているご様子。パテ補修をしてから吹付再生塗装を施工しています。
ホーロー製のユニットバスは、基礎部分である金属をガラスコーティングで覆う加工が施されています。質感が見た目に美しく高級感が漂います。
ホーロー製のユニットバスは基礎が金属、表面がガラスでできているため耐久性が優れています。掃除の際は力を入れて擦っても傷がつきにくいため、汚れを落としやすいです。掃除がしやすいだけでなく、ガラスのコーティングがカビや細菌の付着を防ぐため汚れに強いという性質もあります。
また高い保温性も特徴です。基礎部分の金属は熱伝導率に優れ、時間が経っても温かいお湯に浸かることができます。追い炊きの回数も減るため経済的です。
ホーロー製のユニットバスは、経年劣化の影響を受けやすいです。年月が経つと徐々にガラス質が剥がれ落ち、中の金属がむき出しになってしまいます。金属は水気に触れると錆びてしまうため、ガラスのコーティングが剥がれないよう定期的にコーティングを塗装し直すメンテナンスが必要です。
また他の素材と比べて高価です。ユニットバスそのものも価格が高いですが、定期的なメンテナンスにも費用が発生します。
参照元:リショップナビ(https://rehome-navi.com/articles/619)
まだ使って数日だけど、今のところかなり良い!
ホーローの浴槽はプラスチックと違って高級感あるし、
床も御影石にしたから素晴らしい肌触り。
本物の石は寒いかと思ったけどそんなことなかった。
「銭湯のような快適さ」をテーマにリフォームがスタートしました。断熱性と清掃性にこだわって選ばれたのはホーロー。“伸びの美浴室”のハイグレードを設置しました。保温性の高さはもちろんのこと、マグネット収納のおかげでカウンター上がすっきりし、お掃除もラクになりました。
ユニットバスの素材にはそれぞれ良い点、悪い点があり、予算やメンテナンスにかけられる労力、デザイン等の条件で選択する素材が変わってきます。以下では「どのような場合にどの素材を選ぶとよいか」について解説します。
リフォームの費用を安く抑えたい場合は、FRP素材のユニットバスを選ぶとよいでしょう。FRR素材は安価なため戸建て住宅・集合住宅問わず、多くの住宅で広く普及しています。
デザインにこだわりのある人は、カラーバリエーションや壁パネルの選択肢が豊富なFRPか人工大理石のユニットバスを選ぶのがおすすめです。この2つの素材はユニットバスで使われる代表的な素材です。そのため多くの業者が取り扱っており、ラインナップ数も豊富です。お気に入りのデザインも見つけやすいでしょう。
保温効果が優れているのは、ホーロー製のユニットバスです。基礎部分の金属は熱伝導率が高く、浴槽のお湯は一度温まるとなかなか冷めないと評判です。さらに追い炊きの回数が減るので経済的です。
汚れが落ちやすくメンテナンスが楽に行なえるのは、アクリル樹脂の人工大理石とホーロー製のユニットバスです。どちらも質感が滑らかで、少し擦っただけで汚れが落ちます。
ただしホーロー製のユニットバスは経年劣化の影響を受けやすいので、定期的にガラスコーティングの塗装をする必要があります。
頑丈で傷がつきにくいのは、ガラスコーティングで覆われたホーロー製のユニットバスです。また人工大理石も比較的硬さがあり傷がつきにくいです。
ユニットバスをリフォームするときは、素材選びが重要なことがわかりました。素材の種類によって価格やデザイン、機能が大きく異なるからです。
3種類の素材「FRP」「人工大理石」「ホーロー」はそれぞれ特徴があり、優れた点もあれば悪い点もあります。価格やデザイン、耐久性、メンテナンスのしやすさなど、ユニットバスのリフォームで何を重視するかで最適な素材も変わってくるのです。
それぞれの特性を理解し、ご自身の希望と合わせて最もふさわしい素材を選びましょう。
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