トイレリフォームにかかる期間はどれくらい？

トイレのリフォームがどのような流れで行われるか、知っている人は少ないでしょう。内容を知っておくことで、リフォームをスムーズに進めることができます。基本的な作業の流れは下記の通りです。

• ■リフォームの問い合わせ
  最初に電話やメールでトイレのリフォームについて問い合わせをします。どのようにトイレをリフォームしたいのか、費用はどれくらい必要かなども相談しましょう。相談は無料としているところが多いため、気軽に利用してみてください。電話の対応なども含めて相談しやすいリフォーム会社がおすすめです。
• ■現地調査
  相談を受けたリフォーム会社のスタッフが部屋のサイズや設備、天井の高さなどを確認し、要望に合わせたリフォームプランを作成します。正確な見積もりを出してもらうためには現地調査は欠かせません。部屋のスペースによって設置できるトイレも変わるため、非常に重要な工程です。
• ■見積もり
  現地調査やヒアリングをもとに、リフォームプランと見積もりを提出してもらいます。不明な点や見積もりに納得できない部分はしっかり説明をしてもらいましょう。また追加工事などになった場合の費用についても確認をしておくことが大事です。
• ■契約
  リフォームプラン、見積もりに納得ができたら契約を交わします。この際、契約と一緒にスケジュールも確認しておきましょう。工事が遅れる可能性についても把握しておきます。
• ■トイレリフォーム着工
  スケジュールに合わせて、リフォームが始まります。工事をする際には、近隣へあいさつをしておきましょう。できるだけ近所に迷惑がかからないよう、音やホコリなどの対策も必要です。工事期間中はお互いに気持ちよく工事ができるよう、配慮をしながら過ごします。
• ■トイレリフォーム竣工
  リフォーム工事が終了したら、施工スタッフが確認作業を行います。通水、水漏れなどの確認を行い、未了工事や不具合があれば早急に補修工事へ取り掛かることになるでしょう。それが完了し次第、リフォーム完成です。
• ■引き渡し
  工事が完了したら、サインをして引き渡しとなります。取り扱いの説明などを受けるとともに、アフターサポートについても確認しておきましょう。日常の手入れ方法について聞いておくのもおすすめです。

• ■和式から洋式への変更
  トイレリフォームの工事期間は内容によっても異なりますが、通常1～2日程度です。和式から洋式へのリフォームは2日程度かかることも。また、水道管の劣化など水まわりなどの状態によっては3～4日かかることもあります。

  配管工事や電気工事が必要になると、3～5日程度工期が長くなることも。便器の位置を変える、床や壁を貼りかえる、インテリアを変更するなどといった個々の要望によっても工事期間は変わるため、最初に確認をしましょう。

• ■便器の交換
  便器を交換するだけのリフォームなら、1日あれば終わる場合がほとんどです。早ければ1～2時間程度で終わってしまうこともあります。以前は床下の配管工事が必要なことが多く、長期間かかることもありました。

  現在ではさまざまな会社からリフォーム対応の便器が出ており、専用のアジャスタを使えば、配管工事をせずに工事が完了するため、短期間での工事が可能となったのです。しかし便器の種類によっては、コンセントが必要だったり、配管工事が必要になったりする場合もあるので事前に確認しておきましょう。

  マンションのトイレでもリフォームは可能です。マンションの場合、便器の後や横の壁に排水管がついている場合が多いのですが、その排水管の位置に対応した便器も数多く出ています。また、タンクレストイレでは手洗い器の設置も必要ですが、給水や排水を分岐する機種も豊富に出ているため、好みのトイレを選ぶことができます。

• ■水道が止まることがある
  トイレ工事をする際、トイレだけではなく、別の水まわりからも水が出なくなることがあります。便器を取り外すとき、接続するとき、水道管の工事をする際などに水道が止まるケースがあるためです。

  工事をする前には、水が出なくなることがあるか、あるとすればいつ、どのくらい出なくなるかといった点も確認しておきましょう。短時間でも水が出なくなるのは、タイミングによっては不便なことがあります。忘れずに確認しておくようにしましょう。

• ■工事期間中のトイレの確保
  トイレのリフォーム中はトイレを使用することができません。数時間で終わる工事であれば問題ないかもしれませんが、数日かかるとなると不便なものです。そのため、工事期間中のトイレ対策についても考えておく必要があります。工事期間が1日程度であれば、近所のコンビニやお店などのトイレを利用しても良いでしょう。

  しかし、2～3日となると、朝や夜もトイレを使えないことになりますので、その場合は仮設トイレの設置がおすすめです。仮設トイレにもファミリータイプなどの種類があるため、リフォーム会社に相談してみましょう。

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