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洗面台の選び方のポイント

洗面台のリフォームを行う前に知っておきたい事柄として、洗面台の種類と選び方のポイントについて解説しています。

押さえておきたい!洗面台リフォームの種類とオプション

洗面台リフォームについて

洗面台は、つくりの違いによって大きく2種類に分けることができます。

1種類目はシステムタイプの洗面台。そもそも洗面台というのは、カウンター台・洗面ボウル・水栓金具・収納キャビネットなど複数のパーツによって構成されているわけですが、これら各パーツの素材や色を自由に選んで組み合わせることができるのがシステムタイプの洗面台です。もちろん寸法(間口)に関しても自由にプランニングすることができます。

これとは対照的なのが、2種類目のユニットタイプの洗面台です。このタイプの洗面台においては、さきほどのカウンター台・洗面ボウル・水栓金具・収納キャビネットといった設備はすべて備え付け。寸法(間口)に関しても、60cm、75cm、90cmなど、あらかじめ決まったサイズでつくられています。

2種類あるとは言え、「洗面台なんてどれも似たようなもの」と思っている方も多いかもしれません。確かに、洗面台の基本的な設備・機能に関して言えばそのとおりなのですが、近年洗面台にはユニークなオプション機能が次々と誕生しています。そのいくつかを以下にご紹介しましょう。

洗面台を選ぶときの流れ

洗面台を選ぶ際には、適切な流れに沿って選ぶことでよりスムーズにリフォームを進められるようになります。各家庭の希望や事情などに合わせて、適切な選択ができるように効率の良い選択の流れを押さえておきましょう。

機能性を確認することは忘れずに

洗面ルームは、洗顔などの身だしなみを整える場所でもあり、お風呂の脱衣、洗濯などのさまざまな機能を併用しています。そのため、洗面台のなかには機能に特化したものも多いです。特に洗面台がある周辺の機能に合わせて収納を重視する傾向は高くなっており、リフォームでも収納機能が高いものは人気があります。

収納を重視するなら、フロアキャビネットはスライドタイプがおすすめ。スライドタイプのキャビネットは、奥までものが見えやすく、取り出しやすいという長所を持っており、デッドスペースを減らせる構造です。そのほか、上の収納も有効活用できるように昇降式になった収納や下部に収納ボックス兼踏み台となる部分があるものなど、いろいろなバリエーションがあります。

また、鏡の内部などの収納まで工夫を凝らしたものを選ぶことも可能です。こうした収納の場合、仕切りや棚やトレーなどのレイアウトを自由に変えられるものもあります。取り外しができるタイプの棚などは、レイアウトの柔軟性だけでなく、お手入れや掃除のしやすさもあり、衛生的に管理できるでしょう。

水栓や照明では、使いやすさだけでなく省エネなどの条件も組み込めます。また、コンセントを収納部に設置して充電しながら収納しておけるものなどもあるようです。

使い方にあわせて、キャビネットやミラーなどを自由に選んで組み合わせるタイプも人気があります。自宅のスペースや家族の利便性を考慮して、機能を充実させた洗面台を選びましょう。

使い方をイメージすることが大切

洗面化粧台を選ぶには、使い方をイメージすることが重要です。ライフスタイルや家族構成などによって必要な機能は変わります。過不足なく使いこなせるタイプを選ぶようにしましょう。

選択にあたっては、使っている場面を具体的にイメージして、どのような機能を求めているかを考えます。例えば、脱衣室に洗面台を設置する場合では、洗顔や脱衣などを家族がスムーズにできることが大切。家族の人数が多く、朝の身支度時に混雑する場合は、少し大き目の洗面台にするとより快適に使うことができます。

また、安全性や家族全員が使いやすい高さなども考えておきたいものです。洗濯や脱衣室も兼ねている場合、その分の収納スペースを増やし、洗濯機とのレイアウトのバランスも考えるなど、多岐に亘っての調整が必要となるでしょう。

洗面室や洗面台は、家族全員が必ず使うものであり、毎日の暮らしには欠かせません。そのため、一人ひとりのニーズや使い方を具体的にイメージして、必要性の高い内容をリフォームのプランに組み込んでいきましょう。

洗面台の照明について気をつけること

洗面台のリフォームで意外に見落とされがちなのですが、日々の生活において洗面台の照明は、非常に重要な役割を有しています。ここでは、洗面台の照明を選ぶ際のポイントについて、解説していきます。

時代はエコなLED照明

かつては、白熱電球や蛍光灯が室内の灯りの主流となっていましたが、現代においてはLED電球やLED蛍光灯を使用するケースが増えています。LED電球や蛍光灯の大きなメリットは、エコなエネルギーであるということです。発売当初に比べるとだいぶ安価になったとはいえ、それでもLED電球や蛍光灯の購入価格は、一般的な蛍光灯や白熱電球に比べるとまだまだ高価なものです。

しかし、LED電球を例に挙げると、約40,000時間は交換不要となっています。(※1)一般的な白熱電球は交換頻度が多いため、およそ1,500時間使用した時点で、白熱電球の合計交換価格がLED電球の価格を上回ります。さらに、消費電力においても、白熱電球は54Wに対して、LED電球は9Wと消費電力がかなり低いため、電気代も安くなります。(※2)

(※1)参照元:エバーグリーン・マーケティング株式会社公式HP

(※2)参照元:経済産業省「LED照明産業を取り巻く現状」【PDF】

LED照明は洗面台におすすめの理由

洗面台というのは、リビングなどに比べると滞在時間は短いものの、頻繁にスイッチのオンオフを繰り返します。一般的な蛍光灯や電球の場合、寒い時期には100%の明るさをすぐに発揮することができない場合があります。

また、頻繁にオンオフをすることで、寿命が縮みやすいというデメリットがあるのです。一方、LED照明ではスイッチのオンオフによって寿命に影響が出にくい、いつでも一定の明るさを発揮することができるなどのメリットがあるため、洗面台の電灯に適しているとされています。

メイクでは照明のある位置も重要

洗面台の照明というと上部から明るい光を灯しているという印象が強いのですが、最近の洗面台では、LED照明を活用して鏡に埋め込まれている照明も登場しています。上からだけではなく正面、左右から光を照らしてくれるため、顔全体に光が当たって影ができにくくなるという特徴があります。

顔全体をはっきり見ることができるので、女性が洗面台でメイクをする際に、ファンデーションの塗りムラや厚塗りをしてしまうことを防ぐことができます。ナチュラルメイクを目指している方には特におすすめです。

また、男性であっても光を顔全体に受けることで、髭剃りなどの際に見えづらい場所の剃り残しを減らすことができるというメリットがあります。

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洗面台リフォームのプランニングのポイント

洗面台、というよりも洗面所をリフォームする際、プランニングのポイントとなるのはずばり「洗面所の使用目的を明確にすること」です。

なかには、洗面所は洗面所のみとして使用するといった人もいるかもしれませんが、そうした贅沢な使い方ができるのはごく少数派のはず。おそらく多くの家ではスペースの都合上、脱衣所やパウダールーム、あるいは簡単な家事室などと兼用になることが一般的なのではないでしょうか?洗面所をどのように使用するかによって、ふさわしい洗面所のあり方、そしてリフォームのプランニングの立て方というのは当然違ってきます。

まず、もっとも多く想定されるのは脱衣所と兼用のケース。たとえバスマットを敷いたとしても、お風呂から出たあとはどうしても水で濡れやすくなるので、床の素材は耐水性が高いものを選ぶのが肝心です。また、壁や天井の素材に関しては、湿気の高い場所なので防湿効果の高いものを選びたいところです。脱衣所ということで、寒さ対策も併せて施すようにしましょう。

一方、パウダールームと兼用する場合に留意したいのは「光」。お化粧の色味がきちんとわかるように、室内に自然光を採り入れるための窓がぜひほしいところですし、それが難しい場合には、自然光に近い色の照明を導入する必要があるでしょう。

また、これは家事室として使うときも同様ですが、細々とした物がどうしても増えてしまいますので、それを収納するためのスペースを充実させると、気持ちよく使うことができます。

まわりん

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