浴室リフォームのDIY、ユニットバス・壁の交換方法!
水回りリフォームとして代表的な浴室リフォーム。DIYで生まれ変わらせることができるとしたら、夢が広がりますよね。ここでは、ユニットバスの交換方法や浴室の壁・タイルについて、DIYに必要な知識を具体的に紹介します。
ユニットバスの交換方法など浴室リフォームのDIYの方法を紹介しているページです。
ユニットバスの交換は簡単な作業ではありません。しかし、ユニットバスにも寿命があり、いずれは交換が必要なときがやってきます。好みの浴室リフォームをDIYで実現できたら、最高ですよね。そのためには、あらかじめ、水回りリフォームについての詳しい情報を把握しておくことが大切です。ユニットバスについての浴室リフォームDIYが可能かどうか、予算や交換時期などにも目を向けておきましょう。
ユニットバスの交換において、DIYは不可能ではありませんが、難易度の高い作業です。第一の理由は、交換方法を記した施行手順書が一般に公開されていないことが多いためです。施行手順書を公開しないのは、ユニットバスのメーカーが交換についての研修を工務店の職人向けに行っていることがあげられます。メーカーとしては、研修を受けた職人にユニットバスの交換工事をしてほしいという希望があるのでしょう。
第二の理由は、交換手順の複雑さ。ユニットバスを設置するときには、図面と部材から工程を推測しなければなりません。いざ組み立て始めて部材が足りないとなっても、部材だけを購入するのが難しいことも多いのです。このため、ユニットバスの交換は、DIYよりもプロに依頼する方が一般的でしょう。
それでも、ユニットバスの交換DIYは、浴室リフォームの費用を大きく節約できるメリットがあります。水回りリフォームの共通点として、職人の施工費用がかさむ点は見逃せません。実は、ユニットバスの材料そのものはそれほどの金額ではないのに、施工費用が大きく徴収されて、浴室リフォーム代の負担が大きくなってしまうことも多いのです。それだけ、職人の技術力が問われる作業だともいえます。
DIYでは材料費のみが必要な料金となるため、相場はユニットバスのメーカーによって異なります。技術代は自分にかかっていますから、メーカーの材料がいかほどかによる、ということです。DIYに失敗してしまったときに、職人を呼ぶと割高になる可能性がある点も、忘れないでおきましょう。
好みのデザインのユニットバスにしたいというケース以外にも、ユニットバスのバスタブ交換が必要なときがあります。例えば、バスタブに亀裂が出たときなどが、代表的な例です。このような状況のとき、ユニットバスでバスタブのみの交換は可能なのか、気になるところです。
バスタブのみの交換が可能か否かは、その仕様によります。交換可能なのは、ユニットバスに据え置き式のバスタブが設置されている場合です。ユニットバスには2種類のタイプがあり、1つは据え置き式のバスタブが設置されているタイプ。もう1つは、ユニットバスの床にバスタブが埋め込まれているタイプです。埋め込み式の場合は、バスタブの交換に合わせて、床や壁にも手を入れる必要があります。
マンションのユニットバスで、バスタブを交換したい場合、据え置き式であれば、バスタブのみの交換が可能です。注意しておきたいのは、バスタブのサイズです。ユニットバスに上手く設置できるサイズのバスタブなのか、また、マンションの部屋に入れる経路にも気を配る必要があります。
バスタブの交換を含めた水回りリフォームが可能かどうかは、管理規約を確認することも重要です。工事が入る際には、上下左右の隣室に挨拶をしておく必要も出てくるでしょう。
設置状況、使用頻度などにも関係してきますが、平均的なユニットバスの寿命は約15~20年を見ておくとよいでしょう。バスタブが割れてしまってからでは入浴できませんから、寿命が来る前にバスタブの交換をしておくことが大切です。
バスタブを交換する際には、浴室全体の状況をチェックしておきましょう。場合によっては、浴室リフォームを全体的に行ったほうが、長い目で見て経済的なこともあります。判断に迷ったら、リフォームのプロに相談してみる手もあります。
浴室リフォームでは、壁やタイルに手を入れる方法もあります。壁やタイルはDIYできるのか、どのような方法があるのかについて紹介します。
浴室の壁は、使用されている素材や工法によって、DIYできるかどうかに差が出てきます。タイル張りの浴室の場合、DIYでは難しいのが現実です。塗装仕上げの浴室であれば、DIYでも比較的容易にリフォームが可能です。
美しい仕上がりにするコツは、大きく分けて2つあります。1つは、壁を塗装する前にマスキングすること。もう1つは、下塗り剤を使用することです。マスキングの役割は、壁の周囲の保護。一方、下塗り剤には、染料が壁に染み込まないようにして元からの塗料と密着させやすくするという役割があります。
浴室リフォームをDIYするときに便利なのは、浴室用壁紙です。表面に防水と防カビ加工が施してあり、裏面がシール状になっています。つまり、浴室の壁にシールのように貼りつけるだけで、壁が一新するのです。水回りリフォームの中でも格別に簡単な方法なので、一度はトライしてみるのもよいでしょう。表面のデザインは好みで選べるので、思い立ったら壁紙を貼り替えてみると、浴室リフォームを好きなときに気軽に行えます。
浴室の壁紙DIYの方法にも、2種類あります。1つは直貼り工法、もう1つはパネル工法です。壁に直接、壁紙シートを貼るか、用意したパネルに貼るかの選択肢になります。賃貸物件の場合でも、パネル工法で壁紙DIYができるのは心強いです。
タイル張りの浴室の場合、タイルをDIYでどうにかしようとするのは難しく、リスクを伴います。おすすめは、元からのタイルはそのままにして、上から浴室パネルを貼る方法です。パネルリフォームとも呼ばれるこの工法を行うと、浴室の温度を下げにくくすることにも役立ちます。デザインが豊富で、浴室を好きなように一新させられるだけでなく、パネルの表面にシートを貼りつける手軽さも魅力です。
浴室用パネルを設置する際には、2つの点に注意しましょう。1つは、パネル裏面に浸水しないように対策すること。もう1つは、タイル表面の汚れを落としておくことです。浴室リフォームでDIYをするときには、リフォーム後の対策も心がけましょう。
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